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仮想堕落場(かそうをげんじつにもちこむな)

携帯電話が登場して以降、他人との待ち合わせに関し、事前に細かく決めずに、大まかに済ます傾向が強い。それ以前は、場所、時間などを細かく決めないと会うことが難しかった。
駅には、掲示板があるのが普通だった。
そうした意味では便利ともいえるけれど、一方では、迷惑な存在だ。
というのも、直前に、不都合を連絡して来る人、また、来るのかどうかが、はっきりしない人もいる。何れも、断るのは、簡単と思い、周囲に迷惑だとは考えていないのだろう。
例えば、現代では、趣味を通じ、ネットで知り合った人と会う場合がある。驚くことに、イベントが都内であると、地方から出て来る人も目立つ。当然、泊まり掛けだ。
その際、急に宿泊施設において、人数が変更になったと申し出る者が結構いるようだ。それも、午前と午後で、人数が二転三転する。
部屋が空いていないということや施設の迷惑を考えないのか。
ある意味、こうしたネット社会は、現実では通じない非常識な堕落した場ともいえるだろう。
サービスを提供する側は、人数がはっきりしないのが一番困るにも関わらず、対応出来ずにサービスが悪いと言われては困惑するしかないに違いない。
仮想の堕落した場と現実の厳しさの溝を知らなければならない。
このような区別が出来ない人間は、若者がほとんどだ。
(第三千六百八十三段)
by akasakatei | 2013-09-30 21:22 | 情報 | Comments(0)
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