(写真は東京芸術劇場シアターイースト:2013年6月21日撮影)
六月二十一日、東京芸術劇場シアターイーストで、結城座の江戸糸あやつり人形の公演を観る。
今回は、結成から三百八十年を前にしたプレ公演という。
あやつり人形については、二月に一度観たことがある。結城座は初めてだ。
演目は、三島由紀夫近代能楽集のうち『邯鄲』、『葵上』だ。
人形中心に話しが進行するかと思えば、操り師も台詞があり、演技をする。
来ている人は、意外に年配男性もいる。これは三島だからか。
最後にトークショーもある。この際、三分の一は帰る。
ところで、客席だが、簡易的な椅子だからか、開幕に遅れて来た人が歩く度、かなりの音がする。遅れて来た人について、どこの劇場でもいえるけれど、その幕には入らせないなどの処置が出来ないのか。寛大過ぎる。
気が散って仕方がない。
遅れて来る方にも言い分はあるのだろうが、幕間後にも遅れて来る。こうなると、性格の問題だ。
(第三千五百八十八段)