都知事がオリンピックに関し、他の候補国への批判をした。後に謝罪したものの、基本的なことも知らずにいたのかと思う。
果たして、招致するに相応しいのか。
また、富士山が三保松原を除き、世界遺産に登録される見通しという。
かつては都内どこからでも見られた。今の東京でも、郊外に出ると、意外な場所で見られる。よく見ようと近付くと、見えなくなる。
これらのことは、グローバルという名の下、すぐに世界的に物事を考えるけれど、庶民が生活に困っているのに疑問だ。
推進者らは、それにより、世界から金が流れ潤うと考え勝ちだ。実際には、それにより、上手く行った試しはない。
そういえば、先日はメーデーであった。
政府は、限定正社員について、来月にまとめるようだが、庶民には一向に伝わっていない。一見、メリットが多いと錯覚する。仕事や地域は限定され、代わりに、職場がなくなった場合には路頭に迷う。最近の企業は組織の変化が激しく、デメリットの方が強い。
規制緩和ばかりが目に付く。
ここで思い出したのが、認可保育所だ。株式会社の参入を認めているにも関わらず、利益が出難いこともあり、すぐに撤退している。
規制緩和は、何事に対しても、この繰り返しで、安定がない。暮らしを考えると、不安でしかない。
(第三千五百三十八段)