(新歌舞伎座は歌舞伎座と比べ、どのようになるのだろうか:2013年2月2日撮影)
二月二日、有楽町で上映されている映画『二郎は鮨の夢を見る』を観に行く。
この日が初日であり、チケット売り場には二十人くらいの行列が出来る。
これは、アメリカ人監督によるドキュメンタリーで、鮨職人の姿を追ったものである。
これを観ていて思ったのは、鮨職人の仕事に対する姿勢である。
果たして、このような姿勢で、どのくらいの人が仕事をしているのか。
多くは、金儲けだけに違いない。
特に、外資やチェーン店、金融関係などは、この傾向が強いだろう。
そうでなければ、ハイエナ商法やブラック企業とは、呼ばれないはずだ。
観終わり、新橋演舞場へ公演チラシを取りに寄る。その際、新歌舞伎座の前を通る。
外観こそ、以前の建物とそっくりだけれど、サービスはどうなるのかが気になる。
(第三千四百四十八段)