最初、この『岩戸傳惱梦草帋』は別のところに書いていた。現在のところへ移行したのは、二千四年九月二十三日のことである。
このため、それ以前の文を古い記事として、読めるようにしていたものの、いつの間にか、読めなくなっており、先日、暇だったこともあり、丸一日を掛け、それらをこちらへ移行し直す。
二千一年十月二十一日から二千四年九月二十二日までの三百八十八段分である。
これに驚いた千住の写真家より、凄いことになっている、と連絡を貰う。
確かに、ある程度、そうした状態は予想しており、始めた以上、中途半端で終わるのもどうかと思い、夜中まで掛かり全ての作業を終える。
作業中、文を分野別にする理由から、読み返すこともしばしばで、つい昨日のように思い出される。
そうした一方で、取り上げた社会問題に関し、何ひとつ解決しておらず、更に、悪い方向へ向かっているものも存在する。この間、何人の首相が交代したことか。
今後も初段で書いたことを忘れずにいたいと考える。
(第三千四百四十五段)