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白黒鳥(さぎじじょう)

 車内で聞いた話である。話しているのは二十代の女性ふたりである。
何でも自宅に葉書が舞い込み、その文面にはアダルトサイトにアクセスを行なった料金を払えとあり、払わない場合、取立てを行なうとあると言う。
これが、記事で見掛ける詐欺かと思う。
 それにしても、いい加減な通知である。彼女によれば自宅にはパソコンがないらしい。ならば、どうやってアクセス出来るというのか。この種の葉書は官庁や消費者センターにも届くという。
 放っておいていたところ、今度は先のところから債権譲渡されたというAという債権管理をしているという会社から、払わない場合、自宅を訪れ差し押さえを行なうか、法的な手続きをすると書いてきたらしい。
 何れにしろ、こうした輩は無視をするに限る。下手にこちらから連絡しないことである。
こう書いてきて思うのは、悪い奴が一杯いるということであり、いつからこうした世の中になってしまったのか、ということである。
自己責任の時代と言われているけれど、心配なら、消費者センターや警察に相談するべきだろう。尤も、最近の警察は組織に疲弊が見え始め、頼りないことは否めない。
(第三百四十七段)
by akasakatei | 2004-08-12 21:07 | 社会心理 | Comments(0)
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