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路墓途(さくにおぼれて)

 修理に出していたPHSが出来上がったと連絡があり、例の窓口に足を運ぶ。故障の原因に関しては結局分からず、中の部品を交換したと説明がある。ということは、今後も同様な現象が見られる可能性があるわけで、消費者としては安心して使えない。三菱の車のように何かを隠しているのではないか、と疑いたくもなる。
 それにしても、最近の機械は壊れ易い。身の回りではパソコンがその筆頭である。パソコンといえば、このところの選挙ではどこの投票所でも住民台帳の代わりにパソコンを導入しているようである。バーコードで整理券を読み取り、投票用紙を出力している。だが、この処理能力は遅く常時行列が十人は出来ている始末である。確かに、人手は減ったものの、こう待たされると厭味のひとつも言いたくなる。故障が起きたらどうするのであろうか。いつもパソコンのトラブルに悩まされている者からすれば、選挙という重要な時に使うのは疑問である。見たところ、技術者らしい姿もなく、危機管理が欠如しているのではないか。
 行列といえば、駅の自動改札も迷惑である。これについては以前にも触れたことがある。改札の手前で定期券や切符を用意しておくことが常識と思うのだけれど、中にはすぐ手前になってから探し始め、他人の進入を妨げる者がいる。他に目を転じれば、よく確認もせずに平気で人の定期券や切符を持って行く者さえいる。こうしたことはトラブルの種になりかねないものである。人件費ばかりに目を奪われてはいけない。
(第三百二段)
by akasakatei | 2004-06-28 20:05 | 産業 | Comments(0)
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