ここで、城好きの川越の図書奉行から、竜ヶ崎二高が城跡らしく、行ってみたいとの話しが出、商店街を進む。
昔からの店が並ぶが、活気があるとは言い難い。
高校は山の上にある。階段を上がると、町が見渡せる。どこからともなく、猫が現れる。高校生に可愛がられているのか、人に懐いている。
帰りは、駅まで別の道を辿る。車が中心の道だ。そこより、佐貫まで戻る。
ところで、今回、杯を交わす店は佐貫の酒仙が予約している。牛久沼の近くの鰻屋だという。
店へ行くまでの間、ここにも水路がある。こちらの方が竜ケ崎でのそれよりも広い。
橋は谷田川橋と八間堰橋がある。
店へ行くと、臨時休業とある。一体、どういうことかと思っていると、店よりスタッフが出て来る。
何でも、昼に込み、食材がなくなってしまったらしい。とはいっても、予約については別とのことだ。
沼が見える座敷に通される。
この時期、暗くなり始めると、日没まではあっという間だ。
酒仙によると、星がよく見えるとのことだ。
(第三千四百二十四段)