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試験版:初冬東海道遠州(しょとうとうかいどうしずおか)

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(写真は遠州鉄道鹿島駅:2012年11月17日撮影)


翌十七日は曇り空である。高架前の遠州鉄道を知るのも悪くないと考え、西鹿島まで往復する。その際、高架になったのを知らなかった区間がある。芝本付近である。そうした意味では無意味ではなかったのかもしれない。
また、途中駅で、留置される貨車や機関車を見たのも悪くはなかった。
西鹿島よりすぐに折り返し、浜松より在来線で静岡へ向かう。東海道本線を各駅停車で走るのは久し振りだ。浜松を出る頃より、雨足が強くなる。町歩きには向かない。
以前より行きたかった登呂遺跡に行こうかと思っていたけれど、日を改めることにする。
今回、静岡まで在来線で向かうのは、海豚を食べるためだ。鯨の親類ということで、大体の想像は付くものの、地元の味だ。食べてみようと思う。
駅ビル内の店に口開けと共に入り、他に静岡おでん、季節物の牡蠣フライを頼み、純米酒を楽しむ。正直、メニューを見ると、他に頼みたいものも多く、連れがあればと思うのはこういう時だ。尚、海豚は味噌煮とする。肉と皮の間のゼラチンが珍しいか。
(第三千三百六十八段)
by akasakatei | 2012-11-19 09:42 | 余暇 | Comments(0)
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