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企業御粗末(そそうのきぎょう)

 最近の企業は目先のことばかりで、長期的なことを考えていない。というのも、国領の世捨て人より、面接の話しを聞くと、採用しない場合のことを考えていない様子だからだ。
 そうした点を考えているなら、面接での早々の打ち切り、応募者を馬鹿にするような発言などしないに違いない。
 何れも、人と接する際、大切なことだけれど、そうしたことに頭が回らない連中が上層にいるということは、時を経ると、組織を崩壊させる可能性も高いだろう。
 組織の崩壊といえば、最近における警察か。遠隔操作に頭が働かない時点で、時代より取り残されている。警察の求人広告には、この種の募集をよく見掛ける。それだけ、人材がいないと察する。これで、年々、高度となる犯罪に対応出来るのか。
 対応で思い出したのが、某ファーストフードの価格競争だ。低価格を仕掛けた企業である。採算が合わず、最近では、反省しているとのことだ。こうなる事態を予測出来なかったとすれば、お粗末な話しだ。
 世はデフレと言いながら、実際はどうか。例えば、スーパーの安売りに顔を出すと、それこそ、高齢者を中心に熱気を感じる。逆にいうと、日々、高いと思う人が多いから、込んでいても、足を運ぶのだろう。
(第三千三百五十四段)
by akasakatei | 2012-11-05 08:34 | 産業 | Comments(0)
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