経団連の代表者が、原発や領土問題に関し、発言をしたものの、巷の反発しか招かないのは、国民の声が聞こえていないからだ。
国民のためと言いながら、自らの利権で発言する故、声が響かない。
これまでにも、そうした理由で、国民の犠牲の上に成り立つ政策を国に示し、国に政策を行なわせたけれど、庶民の生活は一向に良くならない。
逆に、年々、悪くなる一方だ。
最早、発言とは反対の方向の策を行なうのが得ではないのか、と皮肉を言いたくなるほど、思考が停止しており、先に、触れた通り、原発については、何ひとつ責任を感じていない。
これが国を代表する経済団体なのだから、呆れる外ない。
経済のためという錦の御旗は、通用しないのは明らかで、庶民が望むのは、物がなくても、日々安心して暮らせる生活だ。残念なことに、意識にズレがある。
正直、今の頭では、何をしても上手くはいかないだろう。
発想の転換がない。
(第三千三百二十二段)