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産土神山車日本武尊(じょそうのやまとたける)

 九月十六日、産土神の祭を見に故郷へ向かう。
 最近、産土神は若い宮司の努力により、様々な面で変わりつつある。
 そのひとつが、祭の山車だ。ここ数年で、三台が復活している。今年は陰祭のため、静かなものの、三台の山車が連合巡行するという。
 三台のうち、一台は百年振りらしい。日本武尊の人形の山車である。これは珍しいことに、熊襲退治の姿とのことだ。
 この山車を見るため、巡行前に、出発地となるアークヒルズに寄る。
 小学生の頃、付近の塾に通っていた。当時、アークヒルズ辺りは、かなり鬱蒼としており、都内にいるという雰囲気ではなかった。
 アークヒルズの開発は、地形を変え、正直、馴染めないものがある。
 過去を知らない人々が、その広場の出店に結構集まっている。
 かつての祭は、町内の祭であって、外部向けではなかった。
 山車を見た後、産土神に行くと、昭和三十年代に写された祭の写真が飾られていた。
 地域が元気だったことが分かる。
(第三千三百五段)
by akasakatei | 2012-09-17 21:15 | 地域 | Comments(0)
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