都内で朝より開いている銭湯は少ない。そのひとつが御徒町にある。
そこに十時過ぎに行ってみる。建物は古く、番台が珍しい。浴場内の天井も高い。
風呂から出た後、よく足を運ぶ鮨屋で純米酒を楽しむ。
午後より、葛西の地下鉄博物館での特別展「千代田線車両の技術変遷展―ローレル賞の受賞を記念して―」へ足を向ける。
故郷を走っていた線で、よく利用をしており、興味深かった。
東西線、大江戸線を乗り継ぎ、清澄白河へと向かい、久し振りに深川江戸資料館を訪れる。
こうした長屋で暮らしたかったと思う。
夕飯は、よく忘年会で利用した深川鍋の店にする。そこへ行く途中、銭湯がある。
つい入ってしまう。本日、二度目の銭湯である。
天井が高く、かなり明るい浴場だった。
十九時ちょっと前に、夕飯を終え、近くの八名川公園を通り掛かる。ここは六間堀の跡という。犬を散歩させている近くの年配女性がおり、江東区におけるかつての水路について訊く。
(第三千二百二十段)