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靖国神社春祭礼(てんのうけちょくし)

四月下旬になっても寒い日が続く。カレンダーを見ると、閏三月となっている。納得する。
毎月、学生時代の友人と町歩きをしているけれど、四月は靖国神社だ。春の祭りが行なわれ、訪れた二十二日には、天皇家の勅使が来るという。
情報によると、十時から始まるようで、多少早く、市ヶ谷で待ち合わせる。神社に着くと、九時四十分だ。
天気予報だと、三月下旬並みの陽気で、午後からは雨らしい。
社殿の前で待っていると、張り詰めた雰囲気だ。社殿より国歌が聞こえ、十時に、出迎えの面々の中、まず神主らが通り過ぎる。
それから二十分ほどし、黒塗りの車が境内に入って来る。これが勅使らしく、暫くして、荷を担いだ一行が姿を表す。察するに、車を降りてから、着替えていたのか。
社殿に消えると、雨が降り出す。
これを機に、遊就館に入る。以前に、一度入ったことがある。今回は、「大東亜戦争開戦七十年展」が特別展として開かれている。
それにしても、人を祀った神社は、どこでも独特な雰囲気があり、近寄り難い感じがする。
(第三千百八十一段)
by akasakatei | 2012-05-16 16:30 | 余暇 | Comments(0)
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