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裏道風俗街(にっちゅうのふうぞくがい)

最近、風俗関係が集まる場所を日中よく歩く。
五反田では、白シャツ姿の如何にも従業員という三十代の男性に見送られ、風俗店より出て来た五十代後半の男性が早足で追い掛けて来た。何かと思い立ち止まれば、追い抜いて行き、周辺にある連れ込み宿へ姿を消す。気が急いていたのか。代わりに、そこより、黒のコートに身を包んだ三十代くらいの女性が現れ、携帯電話で話し始める。仕事が終わったことの報告か。
この付近は連れ込み宿がいくつかあり、探しているカップルもいる。
浅草六区では、三十代くらいの母親と小学生の男児、それに父親を見る。
母親が浅草ロック座を見て、「未だ、あるのね。」と言うと、子供が「ディスコ。」と訊く。母親は一瞬間があった後、「ストリップ。」と答える。父親は何も言わない。
裏道に入ると、ジャージ姿の爺さんが下水に向かい、ズボンを下ろしながら放尿し出す。
赤羽では、五反田とは異なり、かなり年配の風俗店の呼び込みが路上にいる。あちこちでネオンが点滅している。周辺には、早くから開いている立ち飲み屋も多く、そこで軽く飲み、店へ行くのだろう。四十代以上の肉体労働者風の姿が目立つ。
(第三千百二十七段)
by akasakatei | 2012-03-23 23:00 | 余暇 | Comments(0)
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