人気ブログランキング | 話題のタグを見る

鹿嶋市道中(かしましへのしゃない)

鹿嶋市へ仕事で行く。高速バスを使う。
この系統のバスは、数社により運行されている。
往路は関東鉄道バスだった。茨城訛の六十代くらいの男性で、案内も小声でほとんど分からない。
このバスは東京駅を朝に発車するため、車内は勤め人が目立つ。途中、携帯電話の着信音も聞こえ、話し始める者もいる。尤も、バスの中と答え、すぐに切っていた。
復路はJRバス関東である。高速道路に入る直前に、携帯電話をマナーモードにするようにとの案内がある。
それにも関わらず、着信音が聞こえ、話し始めた女性がいた。
東北訛の五十代くらいの若作りの女性だ。
運転手が、何度も注意するものの、一向に切る気配がない。
ついには、前から何列目のお客さん、と呼ばれていた。
それでも相変わらず、話しを続けている。どのような神経をしているのかと思う。
 会話に熱中していて、運転手の言葉が耳に入っていないのだろうが、便利さに流された人間の愚かさを感じる。
(第三千二十二段)
by akasakatei | 2011-12-09 21:46 | 社会心理 | Comments(0)
<< 反国益政策(げんだいくにくずし) 電子書籍悪広告(でんししょせき... >>