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登戸駅休日運行一本(のぼりとのかなちゅう)

神奈中バスの登戸から淵野辺駅北口へ向かう「淵24」系統は、休日に一本しか走らない。乗りたいと、以前より考えていた。
十一月六日、七時四十分に登戸の改札を出る。昨夜からの雨は上がっているものの、気温は低く、肌寒い。
バスは八時十分に出る。驚いたことに、乗り場には、既に、大学生らしい男性がベンチで待っている。手には、一日乗車券を持っている。
バスを待っている間、叫びながら、歩いて行く五十代くらいの女性がいる。
つい若者と言葉を交わす。「のんびりとしたいのに、台無しだ。」と言う。
八時、淵野辺からのバスが到着する。ふたりが下りる。これが折り返す。
折り返しのバスには、四人が乗り込む。バスは向ヶ丘遊園駅の新宿寄りの踏切を越えると、狭い道をあちこち曲がる。新百合ヶ丘方面の大通りへ出るのに、意外と遠回りをする感じだ。
途中、鶴川までは小田急線を横に走る。鶴川駅に近付くと、他の神奈中バスを多数見掛ける。縄張りに、戻って来たようだ。
鶴川市民センター入口まで、人の動きはなく、ここで漸くひとり乗って来る。
図師大橋は、中学時代に訪れたことがある。当時と比べ、かなり家が増えた。
それでも、山間部を走る系統故、秋特有の柿が実った風景をあちこちで目にする。
淵野辺には九時十分着。
(第三千十七段)
by akasakatei | 2011-12-04 13:46 | 余暇 | Comments(0)
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