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夏函館市電(なつのはこだてしでん)

改札を出ると、霧である。再開発されたので、どこが乗り場だったか思い出せない。かなり変化している。
市電乗り場へ行き、現れた谷地頭行きに乗る。
車内で一日乗車券を求め、まずは谷地頭へ向かう。
驚いたことに、車内では、既に、一日乗車券を手にし、観光している人が結構いる。どこへ行くのか。車窓より見たところ、店は未だ閉まっている。
谷地頭より、すぐに十字街へ戻り、函館どつく前行きに乗り換える。こちらは数人しかいない。
ここから後は湯の川へ向かうだけだ。函館駅前に着くまでに、かなり乗って来る。
五稜郭や湯の川温泉など、時間があれば寄ってみたい気もするが、今回も素通りだ。
函館駅前には九時前に着く。東京へ戻るべく、早い時間帯の列車に変更が可能か、みどりの窓口へ行ってみると、どれも満席である。
仕方なく、十三時五十六分発の「スーパー白鳥34号」まで、函館で時間を潰す。
取り敢えず、朝市へ行く。特に、食べたいものもない。路上に置かれた看板を眺めていたら、オバサンが話し掛けてくる。意外なことに、焼き魚を勧めてくる。普通なら、ウニやイクラの類だろう。これも一興と思い、案内して貰う。
店までの間、仕事ですかと訊いてくる。確かに、ワイシャツに上着姿だ。尤も、メガネは赤いフレームに、レンズは紫外線により色が変わるサングラスだ。
セルフサービスのコーヒーを飲みながら、店を観察する。オバサンが中心で、手の空いた人が呼び込みに行っている。
(第二千九百二十七段)
by akasakatei | 2011-09-05 21:20 | 余暇 | Comments(0)
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