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松本電鉄線再訪(あるぴここうつうさいほう)

七月二日、新宿七時発「スーパーあずさ1号」に乗る。
六時四十七分に入線する。ホームでは、指定席が満席と案内している。
新宿より特急に乗る機会は少ない。車内に入ると、山へ行くのかリュックを背負った老若男女が次々に現れる。あまり乗り合わせない層だ。中には、缶ビールの箱を抱えたグループもいる。騒々しいのを覚悟する。
車内が満員のため、車内販売が来たのは八時半頃である。それもワゴンではなく、手にコンビニ袋を持ち、そこに缶ジュース類を入れて来る。これでは売れないだろう。
今回、この列車に乗ったのはアルピコ交通に乗るためだ。四月に松本電鉄より社名を変えた。
途中、列車交換のため、二分遅れの九時四十一分に松本着。
次のアルピコ交通は十時八分発である。
この間に、運転士より一日フリー乗車券を購入する。
車輌は元井の頭線で使われていたものだ。中学、高校時代、通学に使った懐かしい車輌だ。
沿線に松本大学があり、地方私鉄には珍しく若者の姿が目立つ。特に、女子大生が多い。
新島々には、十時三十八分に着く。通り向こうには、旧島々駅舎を利用した産地直売所がある。島々は、今、線路止めがある先にあった。
(第二千八百七十六段)
by akasakatei | 2011-07-16 20:48 | 余暇 | Comments(0)
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