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郊外駅前巡(こうがいのえきまえ)

郊外の駅で降りることは、ほとんどない。それが、使っている鉄道以外だと尚更である。
ただ、最近はそうでもない。
先日は武蔵小杉で下車した。
ここは、専ら乗り換えるだけだ。
駅の外へ出ると、再開発中である。目的地の方角がどちらのか、目安となるものがなく、分かり難い。
用を済ませると、そこは母校である高校の兄弟校近くであった。折角なので、足を運ぶ。訪れたのは初めてだ。校門前を水が流れ、桜が満開であった。
鹿島田へ移動する。
改札を抜けると商店街があるものの、ここも何故か殺風景である。昼時となり、個人経営らしい洋食屋へ入る。
地元の会社員ばかりだ。
その後、川崎駅に出、周辺を歩く。
まず、西口は工事中で、出来ている建物もあるけれど、人工的な匂いがする。線路を越え、東口に出ると、昼間だというのに、パチンコ屋が繁盛している。
 夕方、地元へ戻る。
 初めての居酒屋に入ってみる。個人経営の店で、話し好きの店主が、客と乾杯をしている。
 煮魚がメニューにある。珍しい。
(第二千八百五段)
by akasakatei | 2011-05-06 20:56 | 余暇 | Comments(0)
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