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迷惑企業腹(うずまくやしん)

地震発生より十日以上過ぎたものの、首都圏でも、未だ、落ち着かない日々だ。それでも、庶民は慣れもあり、何とか日常を保とうとしている。
そうした中、放射能についていえば、原発を今後も利用する気でいるのか。国に対し、様々な意見を言う新自由主義を主張する経済団体は、今でも、安全な原発などという。言葉の裏には、住んでいたのが悪いという自己責任論さえ見える。
結局、この団体は復興に関し、何もしないのだろう。全て国頼みだ。小さい政府と言いながら、こういう時ばかり、頼ろうとする。呆れる外ない。
呆れるといえば、閣僚、東電の幹部も、現場に行って何もしていない。現地に行っていないから、気楽な顔をしている。「想定外」で終わらせ、責任を逃れようとしている。
安全地帯にいるから、後手後手となる。
これまで、我が国は、原爆を落とされ、第五福竜丸が漁業中に被爆した。その悲惨さを忘れたのか。
忘れたから、呑気に原発を造ったのだろうが、目先のことしか見えていない。
 また、計画停電も何の根拠もなく、四月末としていた。それが、今度の冬までとなった。何も調べていないのだろう。 
 こうした調子だから、自分らの責任で、かなりの人間が迷惑を掛けられているのに、平気で表を歩ける。普通の神経なら、出来ないはずだ。
(第二千七百八十二段)
by akasakatei | 2011-04-13 21:03 | 産業 | Comments(0)
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