久し振りに、鶴見線の海芝浦へ行く。
日中、そこまで走る列車の本数は少ない。
東京は、昨日、花粉情報が出た。雨上がりで、風も強かったからだろう。
翌日の二月十九日は曇りだ。風はそれほどでもないものの、冷たい。
鶴見発十一時の列車に乗り浅野で下車する。海芝浦行きは十一時三十七分までない。
ホームは三角状で、花壇まである。その前で踊っている人がいる。花に語り掛けているのか、と誤解する。
周囲は工場ばかりだ。
漸く、訪れた列車には、鉄道ファンらしい人が多い。中でも、中学生らは元気だ。
運河に面したホームで、海芝浦は知られる。
ファンは、向こうに見える橋の撮影に余念がない。
ここは、また、公園もある。ベンチも備えられ、気候の温暖な時なら、弁当を広げるのも良いかもしれない。
(第二千七百三十九段)