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角界八百長騒動(すもうはうんどうではなくしんじだ)

角界が八百長問題で揺れている。相撲は神事であり、スポーツでないとすれば、騒ぐことでもない。
この問題は以前から様々に言われているけれど、どう見ても怪しい一番は昔からある。
子供の頃はスポーツと考えていた。だから一番一番熱心に見ていた。それが八百長報道を聞いて以来、子供心にも面白くなくなった。
今はどうか。
休日に家にいれば、テレビのスイッチを入れる。時には国技館へも足を運ぶ。
これは、江戸を調べている間に、相撲がどういうものか分かったことが大きい。
土俵入りや仕切りなどの様式美からも分かる通り、どこか儀式を思わせる。これを楽しむものだ。その歴史を紐解けば、見物という言葉が相応しい。
それを忘れ、結果だけ求めると、相撲ではなくなる。
国技館へ行っても、注目するのは先に書いた以外の行司や呼び出しの動きだ。見ているだけでも、来て良かったと思える。
(第二千七百二十段)
by akasakatei | 2011-02-10 21:38 | 文芸 | Comments(0)
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