会社近くで、いつも利用している郵便局が、近隣の他のふたつの郵便局と統合された。
このため、通りを隔てた建物に移り、かなり広くなった。
初日に記念切手を買うために訪れたところ、これまでとは異なり、郵便でも番号カードを引かなければならなくなった。
このため、順番を待ち、記念切手購入の旨を伝えると、記念切手に限っては、別のコーナーがあり、そこへ行くように言われる。
そこへ行き、同様のことを問うと、今度は希望するものを用紙に書かなければならないという。
どうも役所仕事で、民営化されたなら、最初の窓口で手順も伝える必要がある。
この後、貯金関係の窓口へ行くも、ここでもまた、混乱が生じている。
というのも、番号カードに関し、払い込みや送金などを別々に細分化した結果、ふたつに跨る場合、両方を引かなければならないからである。
待っている間、窓口やATMの時間について、年配の職員に訊ねたところ、全く答えられない。
偉そうな人間が来た時だけ、その人が挨拶をしているのを見ると、本社からの応援か。
何れにしろ、これまでなら、十分弱で済んでいたのが、三十分も掛かった。合理化という名の悪い例であろう。
(第二千五百四十一段)