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歌舞伎本拠地七月昼(あらたなるかぶきほんきょち)

新橋演舞場が、歌舞伎のホームグラウンドになり、初めて訪れる。
七月昼の部へ行く。
劇場へ入る前に、弁当を仕入れる。いつもの店へ行くと、エプロン姿だったおばちゃんが、スーツで、襟にはブローチも付けている。些か戸惑う。尤も、気さくなところは変わらない。
戸惑うといえば、予約の際に、戸惑ったのは、座席の種類が増えたことで、手元にはその資料がなかった。
今回も、三階席にしたかったものの、十時半くらいに予約電話が繋がった時には、売り切れであった。そこで二等席Bとした。二階の横の下手側で、花道が見えず、三階の横の上手側よりも、ある意味では見難い。料金差は、三千円で損をした気分になる位置である。
それを知って、ここにしたのは、千円差の二等席Aも売り切れで、残りは一等席しかなかったためである。これは料金が二等席Bのおよそ倍となる。
さて、演目は、まず大和屋の『名月八幡祭』である。これを観たく、今回は来た。黙阿弥の書き換え狂言の新歌舞伎である。それにも関わらず、結構、花道を使う。深川芸者は成駒屋である。最近、こうしたイメージの役が目立つ。
舞踊は天王寺屋の『六歌仙容彩(文屋)』である。これは、以前に観たことがある。
時代物は、先日、文楽で観た『祇園祭礼信仰記(金閣寺)』である。播磨屋、成田屋らの大顔合わせである。これも以前観たけれど、元々が文楽だったからか、そちらの方の印象が強い。
(第二千五百十五段)
by akasakatei | 2010-07-20 19:13 | 余暇 | Comments(0)
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