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相原春決戦(たまのおもいで)

 ラグビーを観戦するのは初めてである。
観戦はないものの、それに関する思い出はある。まず、中学時代ラグビー部に勧誘されたことがある。激しいスポーツとの印象があり断った。また、高校時代、花園への予選で、ラグビー部が都大会で三位になった。クラスに何人か部員がいたこともあり、試合の翌日にはその話で盛り上がった。
 この後、大学に進学すると、思わぬ方向から接触した。あれは一年のゴールデンウイーク中のことである。この時期は、どこの学校でも、講義は休みとなり、親睦を兼ねたスポーツ大会となる。参加するのは一般学生が多い。遊びなので体育会はまず参加しない。それがどういう理由か、ラグビー部が参加していたのである。
 その頃、歴史系のあるサークルに美濃の役人と所属していた。このサークルの面子は今から思えば、なかなか個性的であった。特に、不正を許せない弁が立つ連中が多かった。これが関係し、ある種目の判定でラグビー部と揉めたのである。
 それはリレーである。サークルに陸上部出身者がおり、トップを走っていた。だけれど、普段から鍛えている体育会とはその構造が異なることもあり、最終走者は接戦となった。
 問題はこの時である。ラグビー部関係者が応援するため身を乗り出し、サークルの走者の前に出て、妨害をしたのである。これを巡り、大騒ぎとなった。力の部と口のサークルである。
 確か、この当時のラグビー部は弱く、こうした大会に出て、憂さを晴らしていたのか。または、一般学生と交流しようとしたのか。今となっては誰も知らない。
(第四百六十四段)
by akasakatei | 2004-12-07 20:56 | 余暇 | Comments(0)
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