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恒例鹿芝居(このじきはしかしばい)

毎年、国立演芸場の二月中席における鹿芝居へ足を運んでいる。出演者は、変わらないので、ある意味、一座的な雰囲気となっている。
これは評判が良く、満員御礼が掛かる。
このチケットを取るため、発売初日の十時過ぎにはチケット売場に並んでいる。
丁度、正月なので、もう少し屠蘇を楽しみたいものの、そうもいかない。
この鹿芝居は、意外と茶番的で、ふと江戸のそれを思い出す。今回は千穐楽だったこともあり、落語、芝居の後に、舞踊まで見せてくれた。
また、獅子舞もあり、ここで厄を落とす。昨年より、祝儀を出さなくても厄を食べてくれるようになった。それでも、用意してしまうのは、習慣になってしまったからに他ならない。
 今回の鹿芝居は『世話様々浮世死神』である。色々な落語からのパロディとなっている。脚本は、竹の家すゞめこと正雀師匠で、早替わりも見せる。
(第二千三百七十七段)
by akasakatei | 2010-03-04 19:56 | 文芸 | Comments(0)
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