人気ブログランキング | 話題のタグを見る

池袋飲食店(らくごのまえのはらごしらえ)

 池袋へ行った際、ある饂飩屋に入る。
 その日は、カレー饂飩を食べたかった。というのも、その一週間前に、学友らと野球観戦へ行った帰り、調布で蕎麦屋に入った。暑い日だったからか、冷たい蕎麦を食べた後、急にカレー饂飩を食べたくなった。食べたかったものの、結局は、腹八分だったこともあり、見送った。
 それが気に掛かり、時間が流れた。
 食べさせてくれそうな店を探したところ、向こう三軒に風俗店が並ぶ路地で見付ける。
 電飾看板もない店である。
 扉を開けると客は十一時半過ぎなのに誰もいない。テレビや音楽の音もない静かな店である。見たところ、個人で営業している感じである。店の人間は四人いるけれど、互いに話すこともない。
 こちらが食べている間、誰もが手持無沙汰という感じであった。
 この後、近くのホテルにある喫茶店に入る。従業員が皆若く、注文したものを飲もうと思い、カップを持つと、受け皿に入れる時に零したと思われる液体があった。これで衣服が汚れる可能性もある。今一度、喫茶店の役割を考える必要がある。
(第二千百六十八段)
by akasakatei | 2009-08-07 21:27 | 社会心理 | Comments(0)
<< 飲酒運転滅運動(あらたなだんあつ) 大型店閉店(おおがたてんはちい... >>