京都における某教員養成大学の学生らが起こした事件に関し、大学側が、事実を知りながら、警察へ通報しなかったという。
察するに学生らの将来を考えたと思われるものの、事件を起こした学生らが、正直、教員に向いているかは疑問が残る。
大学関連でいえば、先日、母校において、公安警察が構内において学生らを逮捕したらしい。
何でも、ビラを配ったため、大学が通報したとのことである。
仮に、これが逮捕理由ならば、納得はいかない。
創立以来の校風はどこへ消えたのか。
最近、母校は、世間の目を気にする余り、格付けばかりに捉われている。これで学生が育つのか。
格付け関係で思い出したのが、このところ、各大学とも、財務関係を良くするため、資金運用をしていることである。
これについて、先日の報道だと、赤字が多い模様である。
一見、大学は研究者が揃っているから、上手く運用出来そうに思われる。これが落とし穴である。金融を専門とする社会科学者らは、大学外を知らないので、意外と世間を知らず、失敗の可能性は高い。
(第二千百十段)