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懺悔書(わかりきったよそく)

規制改革推進論者が出版した本が話題となっている。
懺悔の書となっている。
これに関し、一部では、ここでまた儲けようとしていると批判されている。
確かに、規制緩和を実際に行なわなくても、予測出来たことばかりである。
そこには、人を分かっていないことがある。
人はそれほど合理的には行動しない。
また、最近では、規制緩和の停滞及び派遣切りによる企業への批判に対し、そのような主張者より、国際競争に負け、企業が海外へ拠点を移すとの意見もある。
そうなると国内での雇用がなくなるという。
果たして、そうか。
国内での需要が一層なくなるだけで、その企業の製品が売れなくなるだけの話しである。
本当に、困るのはどちらか。
何れにしろ、利益に捉われるから見方を誤る。
(第二千十二段)
by akasakatei | 2009-03-04 08:22 | 産業 | Comments(0)
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