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成田屋復帰舞台(あらごとぞうひき)

正月、東京では四劇場で歌舞伎公演が行なわれた。他にも大阪や前進座でも公演され、足を運んだ人はかなりの数に違いない。
そのような中、前進座と新橋演舞場での公演に関しては、以前に触れた。
一月二十五日、国立劇場における歌舞伎へ行く。
演目は『象引』、『十返りの松』、『誧競艶仲町』である。
注目されるのは、半年振りに復帰する成田屋の『象引』である。成田屋については、先日、闘病日記がテレビで放送された。見た限りだと、正に、無間地獄からの生還だろう。成田屋は梨園にとり、無くてはならない役者である。その復帰を嬉しく思う。
演じる『象引』は歌舞伎十八番とはいえ、上演回数は少ない。今回、再演出来るようにしたという。
『十返りの松』は、成駒屋三代が舞う。今上天皇即位二十年記念となっている。
四世鶴屋南北作の『誧競艶仲町』は、成駒屋、大和屋らが演じる。世話物である。復活狂言ということもあり、今後に期待される。
 それにしても、芝居へ行く度に気になるのは、上演中に話す年配女性が多いことである。何故、黙っていられないのか。
(第二千一段)
by akasakatei | 2009-02-21 21:24 | 文芸 | Comments(0)
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