(人生という旅は:2024年3月18日撮影) 高校受験に関し、中学が願書を出し忘れた事件があった。その後、高校側は受験を追試で認めるとの話しだ。 この件について、ネットでは、生徒に落ち度がないとのことで当然との意見が多数を占める。 とはいえ、決まりは決まりで、そこを許したら、今後も、似たような理由で、期限を過ぎても、願書を出して来る人間がいるはずだ。 そもそも疑問なのは、何故、中学が提出するのか。 個人で出せば良いだけの話しではないのか。 母校を振り返れば、当時、長い行列を作って、志願者が事務室前に並んでいた。 また、聞くところによれば、大学受験では、ネットで受け付けるところがほとんどのようだ。 それを考えると、どうなのか。 更にいうならば、例えば、これが、受験ではなく、他のことならば、どうなのか。 例えば、人生を左右する就職でも同様のことはあるに違いない。 正直、切りのないことだ。 厳しい言い方だが、教師も人間だ。 世に出れば、理不尽なことの連続だ。それを早く知った分、人生に活かせば良い。 (第七千五百二十二段) #
by akasakatei
| 2024-04-04 18:24
| 社会心理
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(『歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能』:2024年3月19日撮影) 両国にあるすみだ北斎美術館で、三月十九日より『歌舞音曲鑑 北斎と楽しむ江戸の芸能』の企画展が始まった。 初日に足を運ぶと、結構、来ている。 外人も目立つ。 この美術館を訪れるのは初めてだ。 計画時、楽しみにしていたにも関わらず、その後、勤務先の経営が傾いたこともあり、転職活動で、それどころではなかった。 転職先も数年後には廃業し、その後は、ここで何回も触れた通りだ。 久しく忘れていた。 今回は、企画展に、「歌舞音曲」とあったため、芝居好きとしては、気になった。 北斎は、最初、役者絵を描いていたという。 この後、下の階における常設展にも足を向ける。 当時の北斎の暮らしが再現されている。 娘の人形が動く。 汚い部屋での活動を小説などで読んだことがある。 北斎といえば、その印象が強い。 廣重とつい比べてしまう。 (第七千五百二十一段) #
by akasakatei
| 2024-04-03 15:30
| 文芸
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(『時穴みみか』:2024年3月18日撮影) 地元の図書館にて、藤野千夜氏の『時穴みみか』(講談社)を借りる。 今回、新聞で、文庫化される新聞広告を見て、読む気になる。尚、文庫は他社から出される。 物語は、平成より昭和四十九年にタイムスリップした小学生が主人公となっている。 昭和四十四年に生まれた人間からすると、主人公はちょっとお姉さんだ。 後半、やや意外な結末となっている。 ただ、そこに、嫌な思いはない。 その手があったかと思う。 自然な感じだ。 仮に、自分がタイムスリップしたら、どうなるか。 あれこれ考える。 答えは出ない。 行き先が、過去か、未来か、それだけでも異なるはずだ。 尤も、当時、一種の離人症の気味があった故、何となく、気配は察する。 それにしても、本書は、忘れていたものを思い出させる。 (第七千五百二十段) #
by akasakatei
| 2024-04-02 14:04
| 文芸
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(敦賀駅:2024年3月18日撮影) 今回の旅は、北陸新幹線の延伸、それに伴う在来線から第三セクターになったIRいしかわ鉄道、ハピラインふくいが目的だ。 今夜は、金沢で泊まり、明日、乗るつもりだ。 金沢には、遅れを取り戻し、定刻二十時五十一分着。 予約したホテルは、駅から近く、トレインビュープランにした。窓から列車が見えるという。普通の部屋と同料金故、選択してみた。尚、早くに予約したので、北陸応援割りは使っていない。 尤も、明日は早いため、あまり眺めることもなく、早々に寝る。 翌十八日月曜日、IRいしかわ鉄道の朝一番の五時十四分の福井行きに乗る。未だ、辺りは暗い。 二両編成の電車は、疎らな客しかいない。半時間も走る内、明るくなり始めるものの、曇天の様相だ。 大聖寺でハピラインふくいに入る。 福井へ近付くに従い、客が増え始める。 六時三十五分に福井着。十分の接続で、敦賀行きがある。 別のホームなので、階段で移動する。既に、何人かが並んでいる。 敦賀からの折り返しの電車は、座席が埋まるくらいの乗車率だ。 北陸トンネルを抜け、七時三十五分敦賀着。 駅前に残る個人の喫茶店で、モーニングを頼む。 常連と女主人との会話が入って来る。 開業初日は、駅前も賑わったが、二日目はそうでもなく、皆、乗り換えだけとのことだ。 新幹線のホームは、元貨物線だった場所に出来ている。 敦賀には、思い出がある。小学六年の頃、美浜へ行った帰り、二十分遅れの「加越」をホームで待った。 この日、在来線が強風で遅れているらしく、その接続待ちの関係で、敦賀九時二十一分発東京行き「かがやき508号」も発車が九分遅れる。 (第七千五百十九段) #
by akasakatei
| 2024-04-01 16:41
| 余暇
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(『ネコシェフと海辺のお店』:2024年3月15日撮影) 標野凪氏の『ネコシェフと海辺のお店』(角川文庫)を図書館で借りる。 連作形式の作品だ。 書評で紹介されていた。 登場する猫が、生活に疲れた人達に対し、料理を振る舞う。 勿論、そこは、現実ではない。夢の如き場所で、海辺だ。 出される料理は、魚料理となっている。 口にした登場人物らをほっとさせる。 抱えている悩みは、様々だ。 家族、仕事、友達など、誰もが思い悩むものだ。 皆、各々、心では結論を出していても、なかなか実行出来ないものだ。 その背中を押す感じだ。 そうした中の三月十七日日曜日、東京十八時二十四分発敦賀行き「かがやき515号」で、仕事帰りに旅へ出る。 日中に発生した車輌点検のため、四分遅れの発車だ。 未だ、春休みではないが、東京駅の構内は込んでいる。この列車も、全席指定だが、完売とのことだ。 疲れから寝ている人も多く、車内は静かだ。 (第七千五百十八段) #
by akasakatei
| 2024-03-31 16:38
| 文芸
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